2007年

9月14日(金曜日)

1.白川郷

スーパーカブ観光第5回目は以前からどうしても行きたいと思っていた白川郷に行ってきました。
四国ジャンボフェリーに乗り、神戸から白川郷を目指します。
今回は前日から準備万端、新しく買い揃えたテント、レインスーツ、その他小物、それに旅の終盤に旧友再開。

船に乗り4時間、学生時代この船を何度も使った、青春時代の思い出がいっぱいの船。
いつの間にかTシャツまで売ってる。
長旅に備え仮眠を取る事に。
なんとか2時間は寝たが後はおめめパッチリ全然寝れない、しょうがなく白川郷までのルートを考えた。
とにかく体力の限界まで走り白川郷付近でキャンプ場を探そう、距離はだいたい400km、長距離初挑戦。
そうしている間に神戸に到着、00;30以前住んでいた京都に向けカブを走らせた。

9月15日(土曜日)

2;53京都四条大丸裏の一風堂(ラーメン屋)で空腹を満たした。

そして京都で住んでいたマンションの前まで来てみた、あれからもう四年あの頃は楽しかった。
バイクで旅はして無かったが、自慢のホンダXL250sで京都、大阪、神戸を走っていた。
大阪在住時代に苦労して購入し、京都を引き払い高松に帰る時も一緒だった。
高松でも車を購入するまではずっと乗ってた。
今は家の庭でブルーシートに巻かれているが、いつか復活させてまた乗りたい。
京都には二年半住んで思い出がたくさん、名残惜しいが17日にまた来るので滋賀県に向けて出発です。

京都を出て滋賀に入り琵琶湖の東側8号線を走るがだんだん睡魔が襲ってくる。
4;30道の駅竜王かがみの里、ここのベンチにエアーマットを敷き横になった。

6;00外はもう明るい、少しの仮眠だが疲れはすっかり取れた。
今日中に到着したいので朝食を取らずに出発だ。

6;43近江鉄道鳥居本駅、この辺から雨がパラパラ遠くの空は真っ黒。
さっそくこの旅の為に買ったモンベルのツーリングレインスーツに、ラフ&ロードのシューズカバーを着込んだ。
すると関ケ原から岐阜の市内までに大雨に降られる。
予想が的中した事もうれしかったが、それ以上に雨対策が完璧な事がうれしかった。

雨も止み橋から見える鉄道の線路がいい感じ、暑くなってきたので岐阜市内で雨具を脱いだ。
この先岐阜の街中を走り156号線にはいった。
この道をひたすら北上すれば白川郷に行ける、時間は8;46余裕かな。

9;34道の駅美濃にわか茶屋でトイレ休憩。

10;05日本まんなかセンター、施設の前まで行って写真をすこし撮り先を急ぐ。

13;04巨大な石の壁。
御母衣ダムここまで道中は感動の連続。
今まで見てきた風景とはスケールが違う、遠くまで足を運んだ甲斐があった。
この先に待ち受けるのは念願の白川郷。

13;07もう着いたかと勘違いした。
ここは旧遠山家民俗館、記念に一枚。

この先も景色は最高、しばらく走りやっと白川郷に着いた。

13;50やっと念願叶って白川郷に到着。

だけど思ってたより観光地に成りすぎていてガッカリだ。
周りは人だらけそれに至る所でお金を取る。
しばらくどうするか途方に暮れた。

せっかく来たのだからと思い土産物屋に入りお土産だけ買った。
下調べでは合掌集落はまだある、ここを出て次の集落に行こう。

白川郷を出てしばらくすると黄色い橋があった。
中に入れないように柵がしてある。

徒歩で中に入り写真を何枚か撮る。

この辺りの風景もすばらしい。
だけどこの先の合掌集落も観光客でごったがえしているのか不安がよぎる。

15;05五箇山の看板が見えた。

途中に道の駅上平で今日初の食事を取る、味噌カツ丼を注文、最高においしかった。
16;20キャンプ場到着、ここは相倉合掌集落の中にある五箇山国民休養地相倉。
料金500円芝のサイトにトイレと炊事場だけ最小限の施設、初めての熊注意の看板に驚いた。
先客の車で来ているキャンパーのおじさんが居る為ちょっと安心。
ファミリー用テントを一人で贅沢に使ってた。
このあと外国人のキャンパーも増えてた。

そして今回の目玉でもあるムーンライトテント2型の登場!
前のテントより頑丈だし通気性もいい前室も広くなった、だけどドーム型の前のテント方が室内が広い。
このテントを選んだ理由はペグなしでも設営可能であること(強風、突風は危険かも)しばらくは移動型のつもり。
アスファルトの上でもしっかり自立するテントが欲しかった、山岳用の軽量コンパクトなテントも候補に上がったが今回は見送った。
一番迷ったのは3型の存在、オプションは2型より充実しているしテント内も広い前室も前後にある、しかし収納した時の大きさや重量が気になり2型を選択した。
しっかりペグを打ちテントを設営し温泉に出発、キャンプ場の管理人さんおすすめの温泉ゆー楽。
料金500円、露天風呂から見える湖がとても綺麗だ。
隣の露天風呂からはおばちゃん達の絶賛の声、やっぱりここまで来ると言葉の発音ががらりと変わる。
このあとキャンプ場に帰る途中で相倉合掌集落を通過した。
陽は落ち集落の窓には灯りが付いているこんな光景を求めてここまで来た、初の長距離無事にこれてよかった。
この時期でもテント内は暑いし外は虫だらけ、夕食は作らず酒とつまみでお腹を満たした。
今回の旅は充実した物になった、新しく購入した道具は快適で持ってきた物も無駄が無い。
長距離も走ったがまだ距離を延ばせる手応えもあった。
旅は始まったばかり今日はもう寝ます。

つづき

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