2008年

植村直己冒険館(兵庫県)

1.さのう高原

「青春を山に賭けて」を読んでどうしても冒険館に行きたくなった。
どうせ行くなら冬にカブで行こうと計画し休みを取った。

2月7日(木曜日)

仕事から帰り急いで準備。
前の日に荷物を少なめで準備していました。
だけどやっぱりあれもこれも積んでしまい結局大荷物。
予定より少し遅めの21:00出発です。

宇高国道フェリーに乗り仮眠。
今回はじっくり計画を立ててる。

22:30船が宇野港に到着。
冬のナイトランは恐ろしく寒い、防寒着を着込む。
目指すは道の駅相生白龍城。

2月8日(金曜日)

2号線を東へ、途中の温度標示で−2度を確認。
今回の防寒対策は完璧でした。
そして日が変わって1:25道の駅相生白龍城に到着。
この道の駅はなんだか泊まりにくい。
なので近くの相生ポート公園に移動。

ちょっと寒いけどここのベンチで寝ます。

1:50寝る前にグビッと1杯。
おやすみなさい。

5:30う〜んなんか寒い。
目が覚めてビックリ寝袋の口元が少し凍ってる。

霜も降りてる。

もうこれ以上は寒くて寝れません出発です。

2号線で姫路まで走り、北へ向かう312号線へ。
なぜか昨日の夜より確実に寒い。
そして生野付近から雪が降り出した。

9:00広い駐車場を見つけたので様子を見る事に。
さっきまで黒かったアスファルトが真っ白。

この先が心配になり地元の人に聞いてみたら、植村直己冒険館までは大きい道なので何とかなるとの事。
そういえばさっき除雪車を見た、とにかく進んでみます。

9:40道の駅朝来到着。
施設内の売店に近畿道の駅スタンプラリーブックがありました。

定価200円迷わず2冊購入。
売店のおばちゃんがいい人だったのでここで情報収集。
このまま植村直己冒険館に行こうとしてたけど、先に寝床を確保することにしました。
スタンプを押してここから近くのキャンプ場さのう高原に出発です。

なんとか10:50さのう高原に到着。
ここまでの道はけっこう雪積もってました。
だけど新雪だったのでスノータイヤが力を発揮してくれた。

入山料420円
持ち込みテント1260円
入浴料300円
合計1980円
手続きを済ませて吾妻屋を使っていいか確認するとOKしてくれた。

キャンプ場までの急な坂道を下ってる時に少し滑りました。
その時焦って前ブレーキを掛けてしまい「ぽてち〜ん」転倒しました。
カブはビックリしてお漏らし、私は急いで起こそうとしましたがただ滑るばかり。
降ろせる荷物をすべて吾妻屋に移動し、何とかカブを起こすことが出来ました。

この転倒でステップが曲がってしまった。
ペグ用のハンマーで叩くと簡単に直りました。

11:00テント設営を終え、出発しようかなと思っていると。
管理人さんが、今日は植村直己冒険館に行くのはやめてほしいと言いに来た。
理由は今から行って帰りが夜になると、道路が凍結して2輪は危ないとの事でした。
私の事を心配してくれているので今日は行くのやめます。

このあと管理人さんが私の写真を撮ってた。
何かあるのかなと思い、後日さのう高原のホームページを見てみると。
激写されてました。
雪は朝から止むことなく降り続いています。

今日はここでスノーキャンプを満喫します。
その前に昼食を取ろうと水を取り出すと、上の方が凍ってました。

コンパクトに持ち運べる棒ラーメンが昼食です。

そして何年ぶりでしょう、雪だるまを作ってみました。

昨日からあまり寝れてないので昼寝です。
吾妻屋の屋根に積もった雪が大きな音を立て落ちる。
この雪崩で私の雪だるま、首が無くなってた。
ウトウトしだした頃に管理人さんが、コーヒーをどうかと誘いにきてくれた。
管理棟におじゃまして、コーヒーを飲みながらいろいろ話をした。
カブでこの時期に訪れた私を気に入ってくれた様子。

17:00今日の利用者は私だけなのにお風呂沸かして貰いました。
一番風呂そして貸し切り、長風呂してしまいました。

私が風呂から出ると管理人さんは、下界へ下りていきました。
途中で気づいたのですが、吾妻屋使用料520円パンフレットに書いてあります。
請求されないのでいいのかな?

18:00ひとりになったので宴会です。
スルメを焼いてマヨネーズで食べる、これがなかなかいけます。

ダラダラひとりお酒を飲んでいたら、突然何かが走ってくる音がした。
しばらくしてテントから這い出し、見に行くと何かの足跡がありました。

21:30そのまま水を汲み、トイレを済ませ今日は就寝。
明日は念願の植村直己冒険館、楽しみです。
おやすみなさい。

つづき

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