2008年

5月23日(金曜日)

2.天橋立の白い蛇

5:15もう少し寝ていたいけど、4時頃からトイレを使用する人が現れだしたので早めの起床。

ホットサンドを作って朝食を済ませ出発だ。

6:50「北はりまエコミュージアム」早すぎてまだ開いてません。
スタンプはまた今度。

昨日に引き続き175号線を北に向かう。

7:40道の駅「丹波おばあちゃんの里」に到着、ここも早すぎてまだ開いてません。

福知山まで続くこの175号線は、ほとんどが田園風景たいへん美しく走りやすい道でした。

8:00京都府福知山市に入る。
次は176号線この道も美しい田園風景が続く。

9:20道の駅「シルクのまちかや」に到着、確実にスタンプが押せると思ってたけど、開店は10時から。
10時から開店する道の駅は初めてです。
残念ですがスタンプはあきらめて天橋立へ。

9:50天橋立に到着。
この石造りの輪は「知恵の輪灯籠」
この穴をくぐれば文殊様の知恵を授かる御利益があるそうです。

天橋立は125cc以下の二輪車は無料で通行出来る。

さあ日本三景をゆっくり走りましょう。

まずは入ってすぐの名水「磯清水」を汲みましょう。
それにしても本当に不思議な井戸ですね。

すこし進むと大荷物の自転車が休憩してる、よく見るとママチャリでした。
なんて素晴らしい旅をしているのでしょうか、尊敬します。

10:15ずーっと松並木の中を走る。
平日のこの時間だから観光客はあまり居ません。
松並木越しに見える海が綺麗です。

松並木の道をはずれ砂浜に出てきました。
やっぱり砂浜の上は走りにくいですね。

天橋立もバイクで走ればアッと言う間に走り終えてしまいます。

次は上から見るために傘松公園に行こう。
カブを走らせ傘松公園に向かうが行き方がわからない。
そして急な坂を登っている時に事故は起きてしまった。
はじめは木の枝か紐だと思ってた。しかしそれは近くで見ると白い蛇だった、気が付いた瞬間はもう遅く避けれなかった。
その上を通過、やわらかい感触が伝わってくる、後ろを振り返ると蛇はもがき苦しんでいた。
その先の坂は結局行き止まりになり引き返す、白い蛇を轢いた場所には、何も残されて無かった。

「白い蛇は神の使いである。」よくそんな話を耳にする。
私は神の使いをカブで轢いた、しかも荷物をたくさん積んだカブで轢いた。
この旅どうなるのか不安になり、海をしばらく眺めていた。

11:30まだ海を眺めていた。
今日の移動はなるべく避けた方がよさそう、今から近くのキャンプ場に行こう。
天橋立からさらに北へ向かい75号線に入ると「世屋高原家族旅行村」というキャンプ場がある、そこに行ってみよう。

結構荒れた道がつづく。

そして棚田が綺麗な場所に出てきた。
カブを止めて写真を撮って、カブに近づくと白い蛇の祟りが待っていた。

「ぽてちーん。」こけた。
ただ見てるだけだった。
カブが転倒する間に「あーこれが私とカブの別れか。」と思った。
もう完全に諦めていたが奇跡的に助かった。

つづき

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