2008年 初級登山学校

7月13日(日曜日)

第2回 実技講習(西赤石1626m)

8:40初級登山隊が到着。
理想ではみんなが来る前に準備を整え、山の本でも読みながら気長に待っているつもりでいた。
だけどまだテントを畳んでいる状況、講師の方に「えらくゆっくりだね。」と言われる始末。
しかたがないので高速パッキングを披露したが、それでも私待ち。
予定の9:00を少し過ぎて西赤石への登山が開始された。
遅らせてごめんなさい。

10:05常に地図を見ながら移動。
そして最初の休憩場所ダイヤモンド水に到着。
カブ観光一周年の久住山で水の大切さを実感し、今回は4,5Lの水を用意してきた。
ここで講師の方からダイヤモンド水は非常にいい水と説明があったので、すべてダイヤモンド水に入れ替えた。

11:00蘭塔場跡に到着。
ここで講師の人が質問「今私達は地図のどの辺りに居るでしょう?」みんなで現在地を調べた。
等高線、記号、通過した橋、川、送電線、鉄塔など目印はたくさんある。
だけど私は地図を逆に見ていた。

*蘭塔場
蘭塔場とは墓のことである。
元禄7(1694)年4月25日山火事が発生、山中の主要施設を焼き尽くし逃げ場を失った132名の霊を祀る墓石がここにあった。
大正5年別子上部撤退にともない、山根町端応寺境内に移され、今はそこで安らかに眠っている。
なおこの蘭塔場跡でも、毎年欠かさず盆の供養がつづけられている。

11:35牛が物を運んだ牛車道を歩き銅山越を目指す。(下に見えるのは蘭塔場)
しかし山行予定表には銅山越えには10:40に到着の予定になっている、現時点で1時間の遅れ。

12:00銅山越(1294m)に到着。
ここで脱落者が出る、「もうこれ以上は登れない。」
その人に付き添う形で友人と講師の合計3人がここから引き返す事になった。
ここからは健脚者6名と講師3名のハイペース登山が始まった。

途中で軽く昼食を取り出発。
ここから先頭を歩く講師のスピードが格段に速くなった。
今回のザックの重さは出発前に25キロ、朝のパッキングでテント類をカブに積んだから約20キロぐらい?。
単独行のゆっくりマイペース登山と違い、今回は団体登山ペースを崩せない。
講師の方々は平気そうだが、生徒はみんな必死で登った。

そして登山開始から5時間弱の13:50西赤石山(1626m)登頂。
途中からのハイペース登山で生徒一人が少し遅れ、頂上で待つ。
そしてみんな揃って記念撮影、やっと長めの休憩を取る。
講師の人が遅れた生徒にアミノ酸を飲ませていた。
正直ハイペースの登りに足がつりそうになり、私も喉から手が出るほどアミノ酸が欲しかった。

14:10下りは遅れて山頂に立った生徒を先頭に下山。
ゆっくりペースかと思えばハイペース、アミノ酸の力は凄かった。

下りは足に負担が掛かるらしいけど個人的には登りよりは楽、だけど肩と腰が痛い。
確実に今朝の高速パッキングでザックのバランスが悪く、7時間30分の歩行は体を痛めた。
今回の登山は予定より30分遅れて、16:30今朝出発した登山口に帰ってきた。
途中で引き返した2名も元気に出迎えてくれ、今回の山行が無事終了した。

17:00車で帰るみんなを見送る。
講師が帰り際に「○○君は次からもっと軽装で来るように。」と注意があった。
今回の登山は今までの登山の中で一番しんどくつらかった。
だけどそんな素振りは絶対に見せてはいけないと、がんばったのに言われてしまった。

17:50綺麗な銅山川を見ながら帰路に着く。

18:05去年休憩した富郷ダム付近の道はアジサイが綺麗に咲いていた。

18:20去年感動した金砂湖は今年も美しかった。
131→6号線の間は銅山川、法皇湖、富郷ダム、金砂湖と水辺が続く。

18:40昨日は夜景、今日は夕日が綺麗だった。
このあと温泉に入って帰るつもりが、温泉が見つからずそのまま家に帰った。

四国百名山1座登頂

おしまい。

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トボトボ登山

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