2008年

5月23日(金曜日)

3.鬼の棲む里

また懲りずに写真撮ってますが転倒してもいい距離で停車してます。

12:30世屋高原キャンプ場に着きました。

私の調べでは「世屋高原家族旅行村」大人200円の激安キャンプ場。
ここのテントサイトはウッドデッキでした、最近ウッドデッキが苦手です。
理由はペグじゃなくてロープでの設営は面倒、それに寝心地があまり良くない。
ここはやめて天橋立キャンプ場にしよう下山です。

13:15また天橋立を帰って来ると、橋が真横になっていて通行出来ません。

しばらくすると船が横切り。

橋が回りだした。

最初何気に通過した橋がこんな性能を秘めていたなんて。
このあと天橋立キャンプ場を拝見しましたが鎖が掛かってる。
料金は1500円と少し高め、まだ時間が早いのでもう少し走る事にしました。

13:45天橋立から西に向かう178号線、若狭湾を眺めながら優雅に半眠りで走る。
北近畿タンゴ鉄道宮津線の途中に架かる、「由良川橋梁」が見える場所で進行方向を確認した。
次は175号線に入り道の駅「舞鶴港とれとれセンター」でスタンプを押そう。

175号線に入りしばらくしても道の駅が無い、海を眺めながらのはずなのに山が見える。
強烈な睡魔に襲われて曲がる方向を間違えていた、このままの走行は危険だ。
慌てて現在地を確認すると、都合の良い事にキャンプ場が近くにあった。

14:40山の駅「元伊勢観光センター」に到着。
ここの駐車場の鬼が指差す方に進む。

鬼に導かれ「大江山グリーンロッジ」に到着。
ここでキャンプ場を尋ねると、少し上にある「大江山の家、童子荘」を紹介された。

さっそく童子荘で手続きをした。料金は一人一泊500円理想的な値段です。
しかしこのキャンプ場は、車両の乗り入れが禁止で、大荷物をサイトまで運ばなければならなかった。

テントの中で昼寝でもと思ってたけど、こんな魅力的な場所を散策しないのは損だ。
16:00荷物も軽くなったので遊びに行きます。

この近所のおっさんのような、大江山の鬼達にも伝説がある。
古来からこの山の名は鬼の住処として知られていた。
この山には有名な酒呑童子の伝説をはじめ、3つの鬼伝説が伝えられている。

酒呑童子(しゅてんどうじ)伝説
暦元年(平安時代中期)、京の都を荒らし回った大江山の鬼、酒呑童子を、源頼光が酒に酔わせて騙まし討ちに退治した話は、謡曲やお伽草子に表され有名です。

麻呂子親王(まろこのしんのう)の鬼退治
明天皇の時代、英胡・迦楼夜叉・土熊の3匹の鬼が三上が嶽(大江山)を本拠に暴れ回っていたので、麻呂子親王(聖徳太子の異母弟)に退治させた話。
薬師信仰との関係が深く、また北近畿地方一帯に多くの痕跡が残っている。

日子巫王(ひこいますのきみ)鬼退治伝説
丹後風土記残缺にあらわさている最初の鬼退治伝説。
第十代崇神天皇の時代に日子坐王が陸耳御笠という土蜘蛛を退治した話。
元伊勢の伝説とも絡んで、大和勢力による古代丹後地方勢力の吸収劇が隠されているのでは…ともいわれている。

鬼の足跡を見つけて。

中世を代表する大妖怪!酒呑童子達を見つけた。
カブも世に出て50年、妖怪の仲間入りをしたと私は思う。
なので大先輩に挨拶をした。

京都府福知山市大江町鬼の棲む里、ここは本当に素晴らしい場所です。
まだまだ観光したいけど18:40、日が暮れだしたので帰ります。

19:20「大江山グリーンロッジ」ここのお風呂「酒呑童子の湯」料金300円。
静かなキャンプ場に貸し切りの湯船、最高です。

売店の自動販売機でキリンラガー500mlを400円で買った。
少し高いと思ったけど、これでこの素晴らしい施設が守られるなら高くないと思い直した。

つづき

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